« 国画会写真部 秋田好恵と作家たち 「十人十色」 写真展 「十人十色 一瞬の心もよう」 | トップページ | 森公夫写真展 「猿だより-人社会へのメッセージ」 »

2011年6月15日 (水)

エリオ・チオル 写真展 「ネオレアリスモの時代」

シリウスブログをご覧の皆さま、こんにちは。

当ギャラリーでは、明日より

エリオ・チオル 写真展 「ネオレアリスモの時代」
期間:6月16日(木)~6月29日(水)

がスタートします。

007 011

イタリア写真界の巨匠と呼ばれる存在であるエリオ・チオル(Elio Ciol)氏の作品を、
ぜひこの機会にゆっくりご鑑賞ください。

■エリオ・チオル氏とは?

004

1929年にイタリアのカサルサ・デッラ・デリツィアで生まれたチオル氏。
なんと、現在もそこで生活されているそうです。

同じく写真家であるお父様のスタジオで働くことからキャリアをスタートし、
16mmのドキュメンタリー制作等も行っていたのだとか。

さまざまな賞を受賞するとともに、
イタリア国内外で展覧会を多数開催しています。

本来であれば今回の展示にあわせて来日、トークショーをしていただく予定でしたが、
ご本人の体調の不良により、中止という形になりました。
楽しみにしてくださっていた皆さま、申し訳ございません。

■ネオレアリスモの時代

009 

ファシズムが社会を席巻した後にイタリアで生まれたネオリアリスモ

社会の底辺におかれ、厳しい生活を強いられた庶民たちの現実を、
ありのままに伝える運動です。

ロベルト・ロッセリーニやヴィットリオ・デ・シーカなど、
名だたる映画人たちによる活動が特に有名かと思いますが、
写真や文学、美術等においてもその精神は及んでいました。

今回展示されるのは、そんなネオリアリスモの時代における
エリオ・チオル氏の作品(1950年-1963年)の数々です。

■チーフディレクター ヤマシタ's VOICE

015 

何といっても見どころはチオル氏の芸術性の幅広さにあります。
作品の一点一点が実にアーティスティックなので、
ぜひ注目してご覧ください。

また、写真が撮られた1950年というのは日本でいうと昭和25年。
日本と同じく敗戦国であったイタリアの復興の息吹が感じられます。

012_2

作品の下部をよ~く見ると、チオル氏のサインが!今回は、すべての作品においてこのサインが見えるよう、額装しています。

■イタリアの“粋”が感じられる写真展

010

展示されている作品を見て私が発した第一声は「かっこいい!」
ネオレアリスモの時代に生きた人々の姿から伝わってきたのは、
イタリアならではの実に“粋shineな空気でした。
愛らしい子ども達から鋭い眼差しを向けるご老人まで、
“粋”に輝いている瞬間が見事に切り取られている印象を持ちました。

ぜひ皆さまも“粋”な作品たちとイタリアの空気を
お楽しみいただければと思います。
ご来場を心よりお待ちしています。

開館時間:平日・土曜は10:00~17:00まで(最終日は15:00)
※日曜日は休館です。
※当面のあいだ開館時間を1時間短縮させていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

(この記事は佐相が担当しました)

|

« 国画会写真部 秋田好恵と作家たち 「十人十色」 写真展 「十人十色 一瞬の心もよう」 | トップページ | 森公夫写真展 「猿だより-人社会へのメッセージ」 »

コメント

大変良かったです。

投稿: | 2011年6月29日 (水) 00時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1347549/40408452

この記事へのトラックバック一覧です: エリオ・チオル 写真展 「ネオレアリスモの時代」:

« 国画会写真部 秋田好恵と作家たち 「十人十色」 写真展 「十人十色 一瞬の心もよう」 | トップページ | 森公夫写真展 「猿だより-人社会へのメッセージ」 »